コンテンツプロデューサー専攻 

第4期ニューミドルマン養成講座
〜音楽×デジタルの2016年版地図を手に入れよう〜

「ニューミドルマン」は、シンクタンク・ソフィアバンク代表の田坂広志さんによる言葉です。田坂さんは、インターネットの発達で「中間会社」は無くなるのでは無く、供給者のための機能から、消費者の購買への貢献という形で、新たに蘇ると予見されています。

私は音楽業界の構造変化と結びつけ、「ニューミドルマン養成講座」と名付けました。従来のスタッフの職域が変わる時代だという意味も込められています。アーティストとユーザーだけでは音楽ビジネスは成立しません。これまでの定義で言えば、プロデューサー、マネージャー、A&R、プロモーター、エージェントなど様々な呼称がありましたが、デジタル化の洗礼で、すべての職域で「再定義」を求められています。ミドルマンは、アーティストとユーザーの中間に入るという意味です。音楽ライターやラジオディレクターなども含まれるかもしれません。これらの職業を従来の役割から「再定義」して「ニューミドルマン」と名付けます。これからは「ニューミドルマン」の役割が、どんどん重要になっていくでしょう。

(ニューミドルマン養成講座 オーガナイザー 山口哲一)

2016年3月27日(日)第4期ニューミドルマン養成講座説明会はこちら

実施要綱

主催 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
制作 FLY MUSIC
オーガナイザー 山口哲一(バグコーポレーション)
日時 第1回 2016年4月21日(木)19:30〜21:00
山口哲一
「サブスクリプションの先~音楽、エンタテインメントの未来のはじまり」
遂に日本でもサブスクリプションサービスが開始され、着実に利用者を増やしている。デジタル化が加速する時代の全貌を予測します。初回は今期の概要を話すとともに、オリエンテーション、自己紹介を行います。

第2回 2016年4月28日(木)19:30〜21:00
ふくりゅう(音楽コンシェルジュ/happy dragon,LLC代表)
「サブスクリプション・サービス最新情報~何が変化したか」
2015年は、AWA、LINE MUSIC,Apple Musicと「サブスク元年」でした。約1年が経過し、ユーザーや業界内にどう受け入れられているのでしょうか?今後の課題は?展望は?デジタルに精通した音楽コンシェルジュであり、J-WAVE『TOKIO HOT100』でのニューカマー発掘や、Yahoo!ニュース個人、ハイレゾ配信『mora』、雑誌『ミュージックマガジン』などで活躍しているふくりゅうさんとサブスクの最新動向を分析します。

第3回 2016年5月12日(木)19:30〜21:00
鈴木貴歩(ParadeAll Inc./THE BIG PARADE Co-Founder)
「エンタメ×テクノロジーの最先端現場レポート」
デジタル事業部長、イノベーション担当として活躍された鈴木貴歩さんが、ユニバーサルミュージックを退社し、アクセラレーターとしてエンタメ系起業を支援する活動を本格的に開始されました。MTVなど外資系会社ので経験を持ち、エンタメ×ITのカンファレンス「THE BIG PARADE」の創始者でもある鈴木さんから、IT起業、インバウンド、エンタメなど最先端ビジネスシーンの現在を伺います。

第4回 2016年5月19日(木)19:30〜21:00
原田卓(Peatix Inc. CEO)
「ライブエンタータテインメントの時代~電子チケットの可能性」
ついにCDを追い越したライブ事業。しかし、日本において、まだまだデジタルサービスの普及が遅い分野であります。スマホチケットサービス「Peatix」を運営するPeatix Inc.のCEO原田さんは、SMEに勤務後Amazon Japan CD部門の立ち上げを担当し、アップルでもiTunes Music Store立ち上げを経験。ライブエンターテイメントビジネスの未来や日米アジアでサービスを展開しての違いや共通点を語ってもらいます。

第5回 2016年5月26日(木)19:30〜21:00
三浦文夫(関西大学社会学部メディア専攻教授、民放連ラジオ再価値化研究グループ座長)
「ネット、スマホ時代に生き残るラジオ~radiko成功の理由」
役目を終えたと思われたラジオが復活?全国のラジオ局の番組をインターネットで聞くことができるサービスradikoは、月間ユニークユーザー数約1,200万人、スマホアプリDL数約1,800万、放送エリア外の番組を聞けるラジコプレミアム有料会員が約25万人と大成功を収めています。関西電通時代にradikoの考案、実用化された三浦さんにradikoの成功の理由、戦略を伺い、今後の可能性を考えます。

第6回 2016年6月2日(木)19:30〜21:00
洲巻圭介(朝日新聞社経営企画室)
「変化する既存メディア~電子書籍と音楽配信の次に起きること」
大手出版取次の日販、朝日新聞のデジタル部門で長く新規事業開発に携わり、旧来型メディアとネットとの新旧融合を進めてきた洲巻さん。出版や新聞のデジタル化の現状と課題、そして展望は? 音楽ビジネスと対比することで導かれるエンタテイメントの未来予想図、ビジネスチャンスが浮かび上がる!

第7回 2016年6月9日(木)19:30〜21:00
原田悦志(NHK国際放送「J-MELO」チーフ・プロデューサー)
「海外マーケット進出とインバウンド~クールジャパンの嘘とホント」
世界約150の国と地域で放送されているNHK国際放送「J-MELO」は昨年10周年を迎えました。を立ち上げ時からチーフプロデューサーとして活躍されている原田さんは、いわば「Jカルチャー」の伝導師的な存在であり、海外の日本カルチャーファンの動向を肌感覚で掴んでいる人です。これからの日本人の大きなテーマであるコンテンツ海外輸出とインバウンドについて考えてみましょう。

第8回 2016年6月16日(木)19:30〜21:00
山口哲一
「エンタメの未来図を語り合う~第4期総括」

※開場は開始時間の30分前です。

会場 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
東京都新宿区下落合1-1-8
(東京アニメーションカレッジ専門学校内)
アクセス http://www.tcpl.jp/access/ JR高田馬場駅から徒歩5分
オーガナイザー紹介 yamaguchinew山口哲一
(株)バグ・コーポレーション代表取締役/コンテンツビジネス・エバンジェリスト/音楽プロデューサー、「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員、経済産業省「コンテンツ産業長期ビジョン検討委員会」委員、START ME UP AWARDS 実行委員長

国際基督教大(ICU)高校卒。早稲田大学在学中から音楽のプロデュースに関わり、中退。1989年、株式会社バグ・コーポレーションを設立。音楽プロデューサーとして「SION」「村上”ポンタ”秀一」のマネージメントや、「東京エスムジカ」「ピストルバルブ」「Sweet Vacation」など の個性的なアーティストをプロデュースする一方、音楽ビジネスとITに関する実践的な研究を行っている。プロデュースのテーマに、ソーシャルメディア活用、グローバルな視点、異業種コラボレーションを掲げている。2010年頃から著作活動を始め、国内外の音楽ビジネス状況の知見を活かし、音楽(コンテンツ)とITに関する提言を続けている。エンタメ系スタートアップを対象としたアワード「START ME UP AWARDS」をオーガナイズし、プロ作曲家育成「山口ゼミ」や「ニューミドルマン養成講座」を主宰するなど、次世代の育成にも精力的に取り込んでいる。異業種横断型のプロデューサー。
Twitter@yamabug
ブログ「いまだタイトル決めれず」
<著書>
『新時代ミュージックビジネス最終講義』(リットーミュージック)
『10人に小さな発見を与えれば、1000万人が動き出す』(ローソンHMV)
『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』(リットーミュージック)
『とびきり愛される女性になる~恋愛ソングから学ぶ魔法のフレーズ』(ローソンHMV・共著 /「ラブソングラボ」名義)
『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』(リットーミュージック)
『世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~』(スペースシャワーブックス)
『プロ直伝!職業作曲家への道』(リットーミュージック)
『ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略~“音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス~』(リットーミュージック・共著)
『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本 』(ダイヤモンド社・共著)

受講料 本講座全8回 正規受講:39,000円(税込)
※事前振込→受付後にお振込み先をお知らせいたします
※お支払いに、クレジットカードはご利用いただけません
割引 ・知的財産管理技能士:20%割引
→お申込みフォームの知的財産管理技能士(会員番号)をご記入の上、「備考・お問合せ」欄に、知的財産管理技能士会割引希望とお書きください。また、申請中の方はその旨もご記入ください。
・学生:20%割引
→大学生(学部生)・短大生・専門学校生(認可校)・高専生 で、年齢が25歳未満の方が割引対象です。
割引を希望される方は、お申込みフォームの「学校名・または社名」「学科・学部または部署名」の欄に、必ず記入いただき「学生割引対象者」の「はい」にチェックを入れてください。
・TCPL受講経験者:20%割引
→割引を希望される方は、お申込みフォームの「TCPL受講経験」の「有」にチェックを入れてください。

※どちらもご記入がない場合は、一般扱いとなりますのでご注意ください。

定員 30名(定員になり次第、募集を終了致します)
お申込方法 下記よりお申込下さい。本講座お申込の場合はお問い合わせ欄にご記載下さい。