コンテンツビジネス専攻 

コンテンツ関連係争事例解説講座2014年3月

コンテンツ係争事案のスペシャリストである上沼紫野弁護士による、コンテンツ関連の有名係争事例の解説を行う他に類を見ない講座です。
日本の人気コンテンツでありながら、その利用において何らかのトラブルが生じてしまった事例を検討し、コンテンツの有効利用を考えます。お仕事でコンテンツに関わる方、知的財産管理に興味をお持ちの方にお勧めです。

実施要綱

内容 ◆キャンディキャンディ事件(最高裁平成13年10月25日)
人気作品であるにもかかわらず、現在、全く利用できなくなっている。
原作者と作画家との間の争いにより、利用できない作品となっているが、これは、読者にとっても極めて残念な事態といえよう。
利用段階での紛争を避けるために考慮すべき事項を裁判例を通して検討する。◆ウルトラマン事件(最高裁平成13年6月8日)
ウルトラマンは海外でも人気の高いコンテンツであるが、国際紛争に巻き込まれてしまい、海外での利用に問題が生じている。
クロスボーダーの時代におけるコンテンツ紛争を検討する。

◆宇宙戦艦ヤマト(東京地裁判平成14年3月25日)
日本の人気コンテンツだが、ヤマトについては複数の裁判が存在する。
なぜこのような問題が生じたのか、契約等において配慮することはできなかったか、など、生じうる紛争事例を裁判例を通して検討する。

日時 第1日 2014年3月11日(火)
第2日 2014年3月17日(月)
第3日 2014年3月25日(火)
各日とも19:00開場、19:30~21:00開講
会場 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
東京都新宿区下落合1-1-8 東京アニメーションカレッジ専門学校2F
アクセス http://www.tcpl.jp/access/
JR高田馬場駅から徒歩5分
講師 uenuma_shino上沼 紫野(虎ノ門南法律事務所弁護士、ニューヨーク州弁護士/TCPL「契約」主任講師)
東京大学法学部卒業後、Washington University in St.LouisにてLL.M.(法学修士号)取得。米国の法律事務所での研修を経て、国際ビジネス法務、知的財産権関連事件、IT関連 事件を中心に業務を行う。一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構常任 理事、経済産業省「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」策定メンバー等をつとめる。主な著書「著作権法コンメンタール」(共著レクシスネクシス・ジャパン 2013年)「クラウドビジネスと法」(共著 第一法規2012年)など。
担当:エンフォースメント、関連法規 等
6/22(日)(1)~(3)、6/29(日)(2)~(3)
受講料 3日間:12,000円(税込)
1日間: 5,000円(税込)
・お申込受付後お支払方法をご案内いたします。
・お支払いにクレジットカードなどはご利用いただけません。
定員 20名(最小催行人数に満たない場合は開講を中止する場合がございます)
お問い合わせ 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ事務局 info@tcpl.jp