2008年12月08日

【第3回公開プレ講座 開催】日本のアニメ制作現場は世界一。多様なマーケットを視野に入れ、 利益を最大化させるプロデューサーが求められている

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12月7日(日)、東京コンテンツプロデューサーズ・ラボにて、第3回公開プレ講座が開催されました。今回は、キティレコードに所属し、音楽、映像、出版、アニメなど幅広いコンテンツのプロデュースに関わり、現在、アニメのケータイ配信サイト「QTV」のフロントメディア取締役をされている増田弘道氏をゲストにお迎えしました。

増田氏は、日本動画協会のデータベースワーキングメンバーとして活躍され、「アニメビジネスがわかる」(NTT出版)をご執筆されるなど、日本のアニメビジネス動向を統計データを分析し、アニメビジネスのしくみや動向を研究されています。

増田氏は、日本のアニメーターがハリウッドなどでも活躍していることを例に上げ、クオリティの高さ、世界に普及した理由などについて解説。
しかし、世界的にもシェアNo.1を誇るが、ビジネス的に大きな成功をしていないことについて言及し、日本のアニメビジネスが今後も利益を生み出すには、ビジネス力をもったプロデューサーが必要とお話されました。

また最後に、「プロデューサーと一言にいってもそのスタイルはさまざま。プロデューサーを目指すのであれば、自分が目指すプロデューサー像を明確にすることが、プロデューサーへの第一歩。チャンスを掴み取る熱意と、アシスタント時代に必須の運転免許さえあれば、プロデューサーを目指すことは簡単です」という言葉で公開プレ講座を締めくくりました。

コンテンツ業界で活躍中のプロデューサーをお招きし、定期的に開催される公開プレ講座。
次回のテーマは、「音楽」です。

音楽業界で活躍を目指す方、ぜひご参加ください。
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