2008年12月01日

【第2回公開プレ講座 開催】映画業界は深刻な人材不足。メディアを横断したビジネス的知識をもつプロデュ ーサーが求められている

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2008年12月13日劇場公開作品『空へ 救いの翼 Rescue Wings』

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プロデューサーという仕事について語る、鍋島壽夫プロデューサー

11月29日(土)、東京コンテンツプロデューサーズ・ラボにて、第2回公開プレ講座が開催されました。
今回は、『バトルロワイヤル』や『戦国自衛隊』、まもなく全国劇場で公開される映画『空へ 救いの翼 Rescue Wings 』のプロデューサーである鍋島壽夫氏(角川映画)をゲストにお迎えしました。

これまで80本以上の作品をプロデュースされた鍋島氏は、ご自身のアシスタントからプロデューサーへと転進した経験、これまでの作品のエピソードを解説。その中で鍋島氏は、「映画は見た人の人生を変えてしまうくらいの力をもっているコンテンツ。でもその裏にはさまざまなトラブル、それを乗り越えようとするスタッフたちの努力などが存在している。その1つ1つに対処してくのが、プロデューサーという仕事。苦労は本当に耐えないが、達成感はとても大きい。」とお話されました。

また、クロスメディア時代を迎える現在、メディアを横断したビジネスの知識をもつプロデューサー人材が不足しているとお話され、いま求められているのは、映画のことだけでなく、放送やパッケージ、配信ビジネスについての知識をもち、有利にビジネスの交渉を進めていけるプロデューサーであると語られました。

コンテンツ業界で活躍中のプロデューサーをお招きし、定期的に開催される公開プレ講座。
次回のテーマは「アニメ」です。

ご興味ある方は、ぜひご参加ください。
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