コンテンツプロデューサー専攻 

ニューミドルマン養成講座2018冬期「超実践アーティストマネージメント篇」

「バンドメンバーにビジネス担当として入る」ということを具体的なイメージとともに意識づけ、「インディーズアーティストにおけるマネジメントについて具体的なイメージをもち、スタートアップが用いる「小さく始めて、成功するまでピボットを続ける」方式を学びます。

本講座からの書籍シリーズであるNEW MIDDLEMAN BOOKS(リットーミュージック)より刊行された「ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務」(脇田敬著 山口哲一監修)を参照しながら、新しい時代のマネジメントをテーマに行います。

書籍をもとに、マネジメントを中心に音楽ビジネスの基礎を学んでもらい、さらに、吉本興業でダウンタウンのマネジャーを務められたことでも知られる中井秀範(音事協専務理事)さんに本講座オーガナイザーである山口哲一が、「これからのマネジメント」を聞く回、そして、現在の音楽ビジネスに欠かせない存在であるYOUTUBEからの再生回数による分配を発表し注目される株式会社NexTone代表取締役COOの荒川祐二さんゲスト回を加えた全5回のシリーズとなります。

音楽ビジネスをスタートさせたい方、マネジメントに必要な最新の知識を得たい方におすすめの講座です。各回の講座終了後の懇親会(打ち上げ)では、講座運営者、参加者、ゲストの交流を図り、ネットワーク作りを促進します。

<オーガナイザー山口哲一(音楽プロデューサー/エンターテック・エバンジェリスト)コメント >
2014年10月のプレ講座から始まった、ニューミドルマン養成講座は4年目を迎えました。2018年からは、テーマと回数を絞って年4回行う形を考えています。2018年冬のテーマは、アーティストマネージメントの実践です。僕が監修して、ニューミドルマン養成講座を立ち上げから一緒にやっているワッキーこと脇田敬が著した『ミュージシャンがしっておくべきマネージメントの実務』も活用しながら、これからのアーティストマネージメントについて学びます。課題を出して発表、指導も行いますが、セミナー内で完結するのではなく、実ビジネスに活かすことを目指して行います。音楽ビジネスに興味のある方は、是非、受講してみてください。

実施要綱

主催 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
制作 FLY MUSIC
運営 オーガナイザー:山口哲一
コーチ:脇田敬
チューター:中村裕貴
日時 第1回 2018年2月1日(木)19:15-20:45
「”マネジメント”をアップデートする。音楽起業家とは?」
山口哲一+脇田敬
マネジメントの基礎の考え方である「3つの現場」と「4つの商材」、「ヒット、ブレイクの4要素」「4つのマネジャー力」を理解し、マネジメントの仕事を知ってもらい、ネット以降、急速に変化する音楽ビジネスにおける、アーティストとマネジメントのパートナーシップを考えます。

第2回 2018年2月8日(木)19:15-20:45
「アーティストビジネスのプランニング/デジタル・ツールを使いこなす次世代マネジメント」
 山口哲一+脇田敬
アーティストの特性から立ち上げた狙いどころを設定する(マーケティング設定)、2~3年の中長期プランニング、SNSマーケティング、ライブコミュニケーションサービス、ディストリビューション、ファンクラブなど具体のアイデアを伝えた上で、課題を提示します。最終回までにアーティスト事業計画書を書いてもらいます。

第3回 2018年2月15日(木)19:15-20:45
「これまでとこれからのマネージメント」
ゲスト:中井秀範(音事協専務理事)+山口哲一
吉本興業でダウンタウンなど数々のタレントを担当された中井さんを招いて、多くの経験から語られるマネジメントの極意、そして、大きな変化を迎えているエンタテインメントにおいて、次の時代を先取りしたマネジメント論を語ってもらいます。

中井秀範

中井秀範(音事協専務理事)
1981年、吉本興業株式会社入社後、桂三枝、桂文珍、明石家さんま、ダウンタウン等のマネージャーを歴任。その傍ら、テレビ番組、舞台のプロデュースを担当。心斎橋筋2丁目劇場の創立、吉本新喜劇プロジェクトにも参加。近年は、アジア、デジタル、ライツ部門の責任者として活動。2015年、吉本興業退社後、日本音楽事業者協会専務理事に就任、現在に至る。

第4回 2018年2月22日(木)19:15-20:45
「NexToneによるYouTube再生に応じた著作権使用料の分配とは?」
ゲスト:荒川祐二(株式会社NexTone代表取締役COO)+山口哲一
先日、NexToneが発表したYouTube再生に応じた著作権使用料の分配は大きな反響を呼びました。最大の音楽聴取ツールとなったYouTubeから音楽収入を得る事は、非常に大きな一歩です。この施策の説明から、ネットと音楽について重要なヒントが得られるでしょう。

荒川祐二

荒川祐二(株式会社NexTone代表取締役COO)
広告代理店勤務を経て1995年、コンサート企画制作会社(株)プロマックスの取締役に就任。日本で初となる坂本龍一インターネットライブの制作(1995年)や、非接触ICカードによるコンサートチケット実証実験(1997年)など、先進的各種プロジェクトに携わる。2000年に音楽著作権管理会社(株)ジャパン・ライツ・クリアランスを設立、代表取締役社長に就任。2016年、(株)イーライセンスとの合併統合により(株)NexToneを設立、代表取締役COOに就任(現任)。

第5回 2018年3月1日(木)19:15-20:45
「成果発表+総括」
 山口哲一+脇田敬
架空ないしは実在のアーティストを想定して、参加者に出される課題「マネジメント事業計画」をもとに、全員でのディスカッションをもとに、双方向の講座を行い成果をさらに拡大させていきます。実ビジネスで活用されることを目指す超実践的な内容を目指します。

全回木曜日 19:15-20:45(受付は19:00より)

会場 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
東京都新宿区下落合1-1-8
(東京アニメーションカレッジ専門学校内)
アクセス http://www.tcpl.jp/access/ JR高田馬場駅から徒歩5分
オーガナイザー紹介 yamaguchinew山口哲一
(株)バグ・コーポレーション代表取締役/エンターテック・エバンジェリスト/音楽プロデューサー、「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員、経済産業省「コンテンツ産業長期ビジョン検討委員会」委員、START ME UP AWARDS 実行委員長

国際基督教大(ICU)高校卒。早稲田大学在学中から音楽のプロデュースに関わり、中退。1989年、株式会社バグ・コーポレーションを設立。音楽プロデューサーとして「SION」「村上”ポンタ”秀一」のマネージメントや、「東京エスムジカ」「ピストルバルブ」「Sweet Vacation」など の個性的なアーティストをプロデュースする一方、音楽ビジネスとITに関する実践的な研究を行っている。プロデュースのテーマに、ソーシャルメディア活用、グローバルな視点、異業種コラボレーションを掲げている。2010年頃から著作活動を始め、国内外の音楽ビジネス状況の知見を活かし、音楽(コンテンツ)とITに関する提言を続けている。エンタメ系スタートアップを対象としたアワード「START ME UP AWARDS」をオーガナイズし、プロ作曲家育成「山口ゼミ」や「ニューミドルマン養成講座」を主宰するなど、次世代の育成にも精力的に取り込んでいる。異業種横断型のプロデューサー。
Twitter@yamabug
ブログ「いまだタイトル決めれず」
<著書>
『新時代ミュージックビジネス最終講義』(リットーミュージック)
『10人に小さな発見を与えれば、1000万人が動き出す』(ローソンHMV)
『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』(リットーミュージック)
『とびきり愛される女性になる~恋愛ソングから学ぶ魔法のフレーズ』(ローソンHMV・共著 /「ラブソングラボ」名義)
『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』(リットーミュージック)
『世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~』(スペースシャワーブックス)
『プロ直伝!職業作曲家への道』(リットーミュージック)
『ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略~“音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス~』(リットーミュージック・共著)
『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本 』(ダイヤモンド社・共著)

yamaguchinew脇田敬(わきたたかし)
1971年生まれ
レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネージャーを経て、プロダクション設立。
多くの新人アーティストのマネジメント、制作を行い、メジャーデビュー、ブレイクへと導く。
豊富なライブやマネジメント現場の経験とインターネット時代に対応した業界ビジネス知識を活かしたマネジメント、プロデュース、プロモーションを行っている。
FB https://www.facebook.com/takashi.wakita
Twitter https://twitter.com/wakiwakio

著書「ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務」(リットーミュージック)

受講料 本講座全5回 正規受講:19,000円(税込)
※事前振込→受付後にお振込み先をお知らせいたします
※カード決済(Squere請求書・Diners Club、Discover、VISA、Mastercard、American Express)が可能です。備考欄にカード決済希望とご記載ください
割引 ・知的財産管理技能士会 会員割引:20%割引
→お申込みフォームの知的財産管理技能士(会員番号)をご記入の上、「備考・お問合せ」欄に、知的財産管理技能士会 会員割引希望とお書きください。また、申請中の方はその旨もご記入ください。
※技能士の合格者ではなく、合格した後、技能士会に入会した方が対象です。

・学生:20%割引
→大学生(学部生)・短大生・専門学校生(認可校)・高専生 で、年齢が25歳未満の方が割引対象です。
割引を希望される方は、お申込みフォームの「学校名・または社名」「学科・学部または部署名」の欄に、必ず記入いただき「学生割引対象者」の「はい」にチェックを入れてください。

・TCPL受講経験者:20%割引
→TCPL受講は「講座」と名称されている講座を対象としており、イベントやワークショップ、無料講座は含まれておりません。
割引を希望される方は、お申込みフォームの「TCPL受講経験」の「有」にチェックを入れてください。

※どちらもご記入がない場合は、一般扱いとなりますのでご注意ください。

定員 30名(定員になり次第、募集を終了致します)