コンテンツプロデューサー専攻 

第6期ニューミドルマン養成講座 2017年5月11日(木)より全8回

ニューミドルマン養成講座は、テクノロジーの進化をキャッチアップして、エンターテインメントビジネスの拡張、発展に取り組む「ニューミドルマン・ラボ」が行うセミナーです。オーガナイザーの山口がホストを務め、第一線で活躍中のキーパーソンをゲスト講師に迎えて、実践的にビジネスを学ぶことができます。

ニューミドルマン養成講座第6期のテーマは、「音楽を広める、稼ぐ、その先へ〜日本の音楽ビジネス生態系の再構築を目指して」。イギリスのEU離脱やIS(イスラム国)によるテロ行為など不透明さを増す国際情勢の中、日本が「先進国」としての活力を持つためのキーワードが、エンターテインメント、テクノロジー、インバウンドであることに異論はないと思います。

「クリエイターとユーザーの間にプロフェッショナルは必要だ、但し、既存の仕組みは有効性を失いつつある」という認識を前提に、知っておくべき知識、情報をリアルに伝え、適切なマインドセットを行うために、ニューミドルマン養成講座第6期を実施します。

実施要綱

主催 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
制作 FLY MUSIC
オーガナイザー 山口哲一(バグコーポレーション)
日時 第1回 2017年5月11日(木)19:30〜21:00
山口哲一
「新時代ミュージックビジネスを識るための地図」
めまぐるしく発展するテクノロジーで音楽表現とビジネスは、どのように変わろうとしているのでしょうか?
単純な破壊と再生ではなく、有効なパーツはモジュール化して活かしつつ、ビジネス生態系の再構築を目指すべきと説く山口哲一が、著書『新時代ミュージックビジネス最終講義』のあとに起きていることを解説しつつ、「音楽の拡張」について語ります。

第2回 2017年5月18日(木)19:30〜21:00
沖野修也+山口哲一
「沖野流音楽マネタイズ術」
著名DJとした国際的な活躍を続ける沖野修也さんの経歴には、モンドグロッソのプロデューサーやマンデイ満ちるのマネージャー、渋谷のクラブ、THE ROOMの経営者などビジネスパーソンとして成功をおさめています。
クリエイターとビジネスの関係について、その成功の秘訣を伺います。

第3回 2017年5月25日(木)19:30〜21:00
柴那典+山口哲一
「ヒットの崩壊の次にやってくること」
大ヒットになった講談社現代「ヒットの崩壊」は、音楽への社会からの興味を喚起したようです。音楽ライター、ジャーナリストとして音楽と関わりを続けて柴さんと一緒に音楽ビジネスの課題と可能性を考えます。

第4回 2017年6月1日(木)19:30〜21:00
矢島由佳子+鳴田麻未+山口哲一
キャンプファイヤー「アーティストとクラウドファンドの最適解」
アーティストの活動資金確保の方法として欧米では大きな存在となっているクラウドファンディング。日本では音楽分野での定着は遅れています。
いち早く、クラウドファンディングを始めたCampfireは紆余曲折もありながら、成長を続けています。音楽との関わりの現状と、アーティストにとってのクラウドファンド活用法を考えます。

第5回 2017年6月8日(木)19:30〜21:00
ジェイコウガミ+山口哲一
「2017年音楽地図」
海外の音楽状況をリアルに伝える人気ブログ「All digital music」を主宰するジェイさんは、音楽サービスのあるべき姿、これからのアーティストの課題、音楽とコミュニケーションの関係について高い見識を持っています。ニューミドルマンラボでは何度も講師をお願いしていますが、その度に貴重な視点を提示していいただいています。

第6回 2017年6月29日(木)19:30〜21:00
中川悠介+山口哲一
「原宿から世界へKawaiiの先へ」
きゃりーぱみゅぱみゅや中田ヤスタカが所属する音楽事務所「アソビシステム」は、美容師ナイトなど東京に人気クラブイベントのオーガナイザーから始まったプロデュース会社です。
外国人は入場無料のマルチカルチャーなイベント「もしもしニッポン!」を主催するなど、クールジャパンカルチャーを牽引する旗手である中川さんに世界における日本人のポジションと今後の展望を語っていただきます。

第7回 2017年7月6日(木)19:30〜21:00
梶望+山口哲一
「宇多田ヒカルPRの秘訣」
レコード会社の宣伝プロデューサーとして、宇多田ヒカル、AI、Grim Spankyなど数々の成功を生み出している梶さんは、マスメディアとソーシャルメディアを巧みに組合せ、ユーザーニーズを浮き彫りにします。
大きな話題を読んだ宇多田ヒカルの8年ぶりのアルバム「Fatome」の宣伝戦略はどのように立て、実行されたのか?2017年のプロモーションとレコード会社の役割についてお訊きします。

第8回 2017年7月13日(木)19:30〜21:00
山口哲一
「重要性を増すニューミドルマンの役割」
全8回の講座を総括、ニューミドルマンの意義について再確認しつつ、受講生ひとりひとりの課題についても山口がアドバイスを送ります。

※開場は開始時間の30分前です。

会場 東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ
東京都新宿区下落合1-1-8
(東京アニメーションカレッジ専門学校内)
アクセス http://www.tcpl.jp/access/ JR高田馬場駅から徒歩5分
オーガナイザー紹介 yamaguchinew山口哲一
(株)バグ・コーポレーション代表取締役/エンターテック・エバンジェリスト/音楽プロデューサー、「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員、経済産業省「コンテンツ産業長期ビジョン検討委員会」委員、START ME UP AWARDS 実行委員長

国際基督教大(ICU)高校卒。早稲田大学在学中から音楽のプロデュースに関わり、中退。1989年、株式会社バグ・コーポレーションを設立。音楽プロデューサーとして「SION」「村上”ポンタ”秀一」のマネージメントや、「東京エスムジカ」「ピストルバルブ」「Sweet Vacation」など の個性的なアーティストをプロデュースする一方、音楽ビジネスとITに関する実践的な研究を行っている。プロデュースのテーマに、ソーシャルメディア活用、グローバルな視点、異業種コラボレーションを掲げている。2010年頃から著作活動を始め、国内外の音楽ビジネス状況の知見を活かし、音楽(コンテンツ)とITに関する提言を続けている。エンタメ系スタートアップを対象としたアワード「START ME UP AWARDS」をオーガナイズし、プロ作曲家育成「山口ゼミ」や「ニューミドルマン養成講座」を主宰するなど、次世代の育成にも精力的に取り込んでいる。異業種横断型のプロデューサー。
Twitter@yamabug
ブログ「いまだタイトル決めれず」
<著書>
『新時代ミュージックビジネス最終講義』(リットーミュージック)
『10人に小さな発見を与えれば、1000万人が動き出す』(ローソンHMV)
『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』(リットーミュージック)
『とびきり愛される女性になる~恋愛ソングから学ぶ魔法のフレーズ』(ローソンHMV・共著 /「ラブソングラボ」名義)
『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』(リットーミュージック)
『世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~』(スペースシャワーブックス)
『プロ直伝!職業作曲家への道』(リットーミュージック)
『ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略~“音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス~』(リットーミュージック・共著)
『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本 』(ダイヤモンド社・共著)

受講料 本講座全8回 正規受講:39,000円(税込)
※事前振込→受付後にお振込み先をお知らせいたします
※お支払いに、クレジットカードはご利用いただけません
割引 ・知的財産管理技能士:20%割引
→お申込みフォームの知的財産管理技能士(会員番号)をご記入の上、「備考・お問合せ」欄に、知的財産管理技能士会割引希望とお書きください。また、申請中の方はその旨もご記入ください。
・学生:20%割引
→大学生(学部生)・短大生・専門学校生(認可校)・高専生 で、年齢が25歳未満の方が割引対象です。
割引を希望される方は、お申込みフォームの「学校名・または社名」「学科・学部または部署名」の欄に、必ず記入いただき「学生割引対象者」の「はい」にチェックを入れてください。
・TCPL受講経験者:20%割引
→TCPL受講は講座と名称されている連続講座を対象としており、1日イベント参加は含まれておりません。
割引を希望される方は、お申込みフォームの「TCPL受講経験」の「有」にチェックを入れてください。

※どちらもご記入がない場合は、一般扱いとなりますのでご注意ください。

定員 30名(定員になり次第、募集を終了致します)
お申込方法 下記よりお申込下さい。本講座お申込の場合はお問い合わせ欄にご記載下さい。